2007年04月24日

家族で世界一周!旅便り(最終回)

2007年3月30日、無事、日本へ帰国しました!

355日間にわたる家族4人の世界一周、訪れた国は25ヶ国、総費用は(かなりざっと計算して)4人で480万円ぐらい、ひとりあたり120万円ってとこです。

 とにもかくにも、私は、無事に日本の土を踏めたことがとてもうれしいです。
1年間、エッセイにもブログにも私の弱音はあんまり書きませんでしたが、寿命が縮むくらい?大変でした。
髪は白髪が半分を占め、シミや増え肌もあれ、日焼け止めをぬる余力もないような毎日でした。
白髪はタイでヘンナを買って染めましたが、シミは・・・どーにもならんですね(悲)

 でも、本当に、日本に帰ってきたとたん、苦しいこともつらかったことも、その一瞬で、パッと想い出に消えていったんです。
すべては”ネタ”という”糧”に変化しましたよ(笑)

 ああ、いろんなことあったなあ・・・あんなことも、こんなことも、今この日本に帰りついた感動をより大きくするためのものだったんだなあ・・って。

 私の旅って結構こういうのあるんです。
そう、旅自体には快適さとかもとめずに、ひたすら戦って(甘えた自分自身や、海外で起こりうる理不尽な出来事なとと)、帰国した時のちょっとたくましくなった自分に、ああ、旅をしてよかったって心から思う、その瞬間のために旅に出てるもかもしれませんね。

 ほんとうに、今回は苦しかっただけに、感無量でした。
なんて言っても将来のある子供達を、大変な病気にすることなく、事故に遭うこともなく、誘拐されたり拉致されたりすることなく、いろんな経験をさせて、無事に1年の旅を完了させ、もとの生活に戻すことができて、本当にそれがうれしい!

 というわけで、まあ、今度は勉強のおくれや、これからの仕事、これからの自分と、いろいろ問題はありますが、まあ、あせってもしょーがないので、(実は多少あせっているのですが・・・日本は忙しい国なんでー)、マイペース・マイペースと念じています。

 今回は最終回になりますので、前回のエッセイのドバイからの続きをさらーーーっといきますね!

 ルート的には、タイ・バンコク→タイ・ミャンマー国境のサンクラブリの難民支援の人と再会→タイ・カンチャナブリーカンボジアのアンコール遺跡とアキラの地雷博物館、首都のプノンペンでポルポトが残した負の遺産を→タイに戻り→ネパールへ。カトマンズとポカラ→タイのタオ島へ→マレーシア→日本です。

 アジアというひとまとめで今回は話をしますが、本当に、私達が訪れたいろんな国々と比べて、めちゃくちゃ治安がいいです。
普通に、緊張を強いられることなく、町歩きができることに、家族4人感動しました。

 犯罪率からいうと、日本と比べてしまうと、何十倍もいろいろあってるようですが、やはり、中南米とアフリカに比べると、ほんと、平和です。

 本当はどこもいろんな問題をかかえていて、平和だよ、という言葉を簡単に発してはいけないと思うことも、時々ありましたが、アジアはほんと、いろんな意味でスゴイです。

 そんな中、ネパールからタイへ帰ってきた翌日、長男のたかゆきが高熱を出しました。
これには・・・びくっとしましたね・・。マラリアとか、テング熱とか、日本脳炎か・・・と。

 なぜなら、原因が見あたらなかったんです。

 たかゆきは、ジンバブエで下痢と嘔吐が何十回続き、ウイルス性の胃腸炎になったことがあります。
この頃は、衛生環境は悪く、水も悪く、食事はあわない、という現実があり、しかし熱が全く出なかったので、大丈夫だと感じました。
でも、今回は、ネパール帰り。ネパールではおいしい日本食やがいくつもありしかも手頃な金額だったので、ほとんど日本食三昧。
本人も日本食ならモリモリ食べてかなり心地よくやってきたからです。

 思い当たるのは、ネパールの前に訪れたカンボジアの蚊しかないんです。
マラリアもテング熱も日本脳炎も蚊からなるおそろしい病気です。
発症するまで潜伏期間もあるんで、日数的にはマラリアってこともあるわけです。
もちろん、蚊にたいする対策はカンボジアだけではなく、神経質なほどやっていて、中米なども蚊が多いので、対策はしてきました。
でも、蚊は完璧には防げないのが現実。

 また、マラリアやテング熱には予防接種がないのですが、もうひとつの病気、日本脳炎には予防接種がちゃんとあります。
アジアを長く旅をする場合は、日本脳炎の予防接種をしたほうとちゃんと聞いていた。
しかし、私達は、40万円!もかけて、ありとあらゆる予防接種をしてきたに、(アジアは帰りにささっと寄るだけ予定だったので)日本脳炎の予防接種だけ、していないのです。

 この事実は、たかゆきの急な高熱に直面したとき、かなり、ショックでしたね。

 でも、結果、大丈夫でした。

おおげさですみません・・。
本当に、本当によかった。
神様仏様すべてに、感謝感謝しましたね。

 バンコクで病院は、日本の病院よりものすごーーーーーーーくよかったですよ。
高級ホテルのロビーのような待合室、きびきびした受付や看護婦さんや、通訳さんや、お医者さん! 最後にまた貴重な経験させてもらいました!

 それから、カンボジアがスゴイです。
私は1992年に行っているのですが、それから14年後の今回、すごい発展です。
そしてまだまだ発展の途中です。
むめちゃくちゃな交通、バイクの数、ゴミの多さ、高温多湿の夜の屋台のすごいパフォーマンス!
いやーほんと、なにもかもエネルギッシュです。
ポルポトの負の遺産と、アンコール遺跡、見所もすごい!
観光客の数もすごい、今のカンボジアはおすすめです。

 ですが、くれぐれも、タイやマレーシアなどのアジアで落ち着いた国とは全くちがいますので、いろんな注意も必要ですので、新しい情報を必ずチェックして行ってくださいね。

 最後になりましたが、私のドジでマヌケなエッセイを読んで下さったみなさま、エッセイを書かせてくださったエアーリンクの担当の笠井さん、本当にありがとうございました。
これからも、子連れ旅(あとちょっとはできるかな?)、その後はおばさんバックパッカー、そして一生
バックパッカーやっていきます。

どこかでお会いしましたら、ぜひ、ビールで乾杯しましょう!! 

それでは世界のどこかで!

kaya.jpg


久米美都子42歳 福岡在住 (夫47歳、長男小5、次男小3)
旅行会社勤務を経て1994年ひとりで世界一周。
帰国後結婚、出産。その間も近場のアジアをちょこちょこ子連れで旅行。
2000年より子供ふたり(4歳1歳)連れて、子連れバックパッカー開始。タイ、ラオス、インド、モンゴル、韓国、フィリピン、ベトナムなど。
2005年福岡の西方沖地震などをきっかけに、2006年4月〜1年間の旅を計画。
2006年4月出発。
中南米とアフリカ、中近東を中心に世界一周の旅を終え、2007年3月末帰国。

(編集:笠井)


投稿者 suzuki : 13:10 | コメント (0) | トラックバック (0)

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