2006年05月28日

「国境を駆ける医師イコマ」(高野洋著 集英社コミック)

 もう一冊、サラエヴォに関する本を。

 漫画ですが、「国境を駆ける医師イコマ」(高野洋著 集英社コミック)↓というのがあります。
ikoma2.jpg

国境を越えて活躍する医師を題材にしてのフィクションで、3〜5巻がボスニア編で、5巻でサラエヴォを扱っていました。

 これも当時の状況をわかりやすく知るためにはいいと思います。
絵は、サラエヴォ、そのままの姿が描かれています。

 この漫画によると、ユーゴスラヴィアという多民族国家をまとめ上げていたチトー大統領の死と共に国が崩壊し、民族主義の台頭により、追いつめられたと解釈したセルビア人が問題を起こしたということとも、とれるのだそうです。
突然、昨日まで一緒に暮らしていた人たちが、敵味方に分かれて戦いを始めたのだそうです。
その結果20万人が死亡し、200万人が国外避難したとのこと。

 今回会った人たちは、明るかったんですけど、これらの悲劇が残っていないんでしょうかしら。
いろいろ聞きたいことは、あったんですが、復興しつつあり状況を目の前にし、10年前のことを、あれこれ聞いていいのだろうかと思うと聞けなかったです。
見ようによっては、国の内部抗争というのは恥であり、なんか、聞くことはタブーなのかしらって、感じましたので。

 この漫画によると、スウェーデンなどの北欧では、これら紛争の被害者を受け入れているのだそうです。
街中の大通りに面して、スウェーデン・ノルウェー共同の大使館があったのは、印象的でした。

 そういえば、2月にボスニア映画「グルバビツァ」が、第56回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞しました。当時の状況が、描かれていると言うことで、日本で公開された際に見てみたいと思っております。まだですか?

つづく。。。

(shimmyo)

shimmyo様、ありがとうございました。

本日の時点で、お調べしたところ、第56回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞したボスニア映画「グルバビツァ」の日本公開の情報は見つけられませんでした。

ご存知の方がいらっしゃたら、教えてください。

以下は、ロイター通信によるボスニア映画「グルバビツァ」受賞の記事です。
ご参照ください。

http://www.asahi.com/culture/enews/RTR200602200076.html

編集:笠井

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投稿者 suzuki : 14:11 | コメント (0) | トラックバック (0)

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