2006年04月19日

世界で一番高い教会

 世界で一番高いキリスト教の教会は、どこでしょう?

 ミラノ?ヴェネツィア?パリ?マドリッド?・・・・

答えは、ウルム(Ulm)の大聖堂です。↓
ulmc.jpg

umap.gif

(ミラノは一番大きな教会と言われています。)

 ドイツ・ミュンヘンからは、西へ、パリ方面へ特急ECで約1時間20分ほど。

 ウルムという地名は、日本人には、なじみが薄いかもしれませんが、かのアインシュタインが生まれた街でもあり、駅前には、その顔が刻まれた小さなモニュメントがあります。↓
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 ゴシック建築による教会は、少しでも天にとどこうとして、高くなっているらしいです。
その高さはガイドブックによると、161.3m。
でも現地の知人によると、正確には161.53mだというのですが、どちらが正しいんんでしょう?

 時に、ちいさなウルムの街に、世界一の教会が有るのが不思議に思えます。

 それは、この街のそばをドナウ川が流れているからです。↓
dnau.jpg
左がドナウ川。
遠くに見えるのがウルム大聖堂。

昔、ドナウを行き来する船に対して、通行税などを取ったりで、かなり交易の拠点となって栄え、人々は富み、世界一の教会を建てることができたのだそうです。

 ちなみに堂内には、大きなキリストの磔刑像があり、また、きれいなステンドグラスがあります。↓
stain.jpg

カトリック?と思われがちですが、プロテスタントの教会です。

 ところで、ドイツというと、世界史でルターの宗教改革についてならったことで、ほとんどプロテスタントと思いがちなのですが、そうでなく、カトリック、プロテスタント半々といったところらしいです。

 大きなパイプオルガンがあり、運がよいとその心地よい音に逢えるかもしれません。

 もちろん、塔には登ることができます。
(自力です。冬場は、凍っていると70mあたりまでです。)

 高みから下を見ると、教会前の広場では市の立つのがみえたりします。
fukei.jpg
上から見た風景

また、ウルムは古い町ですが、その旧市街にも新しい建物が建ってきています。
晴れていれば、遠く南に、アルプスも見えるそうです。

また、教会内や、街には、木の枝をくわえた雀の像がたくさん有ります。
すずめに救われたこの街のシンボルです。↓
suzume.jpg


街中をブラオ(blau)という澄んだ川が水車を回し、青きドナウに流れこんでいるところであり、岸辺の緑の中でゆっくり流れるドナウ川の水にも触れられる街でもあります。↓
suisha.jpg

(shimmyo)


simmyoさん、レポートありがとうございました。
心から感謝です。

ご参考までに、ウルムのすずめのお話。

その昔、ウルムの街に沢山の建物を建てようとしていた時のことです。
人々は郊外から建築に必要な材木を持ち込もうとしていました。
皆は長い材木を横にして運んでいましたが、街の門を通ることができません。

どうやったら持ち運ぶ事ができるのか、皆で知恵を振り絞って考えますがなかなか良い方法が見つかりません。

ある日、解決策を考えながら歩いていた時のことでした。
門の上にすずめが巣を作っています。

賢いすずめは小枝を横にくわえたり、縦にくわえたりしながら上手に巣を作り上げていきます。

それを見たある人が思いつきました。

「そうだ。材木を縦にして運べばいいんだ!」(それくらい最初から気付けよ!(^^))

そしてその方法で材木を運びはじめ、無事門を通ることができるようになりました。

すずめに感謝した人々は、やがて大聖堂の屋根の上にすずめの像を建てたそうです。

笠井 美和

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投稿者 suzuki : 19:21 | コメント (0) | トラックバック (0)

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