2006年02月14日

フラメンコに魅せられて

出産前、大手旅行会社の添乗員として毎月海外へ飛んでいました。
その頃の添乗話を、少しずつご紹介させていただきたいと思います。

スペイン/マドリッド

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「スペインは、闘牛とフラメンコの国」と言うと、スペイン人はいい顔をしないらしいです。
でも私は、スペインは闘牛とフラメンコをもって語れると思っています。
闘牛は、人間が牛をなぶり殺しにする野蛮な行為と映るかもしれませんが、闘牛士はいつも死と隣合わせ。
フラメンコも、華麗で躍動的な踊りというイメージがあるものの、もともとはジプシーがはじめた音楽だから、暗い面もあります。
矛盾した感情を素直に表現するスペイン人に
私はたまらない魅力を感じるのです。

フラメンコの魔性 

私が添乗先で出会ったマドリードの日本人現地ガイド(女性)は、フラメンコと関りを持ったために、人生が思わぬ方向に行った人の一人でした。
少し踊れるようになると、本場のスペインで修行をしたくなる方が多いそうですが、フラメンコの恐いところは、若くて才能がある人がそう思うのならまだしも、かなりの年齢の方でもスペインを目指すケースがあることです。
彼女もその一人でしたが、レッスンのし過ぎで腰を痛めてしまったそうです。
腰を痛める直前までは、ほとんど中毒のように夢中になり、稽古場をかけ持ちし、五時間踊り続ける、こともあったとか。
踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々、というのはフラメンコにも言えることで、「どうせなら死ぬまで踊り続けていたい。」と語った彼女の清清しい顔が私の脳裏に焼きついています。

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フラメンコの衣装は水玉模様が多い。

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フラメンコは喜怒哀楽を表現する?

眉間にしわを寄せて踊るフラメンコダンサー。
明るい気持ちを歌った曲ではないことが伝わってきます。
スペイン人の底抜けの明るさの陰を見たように思えました。
フラメンコはもともと、貧しい村で困難な生活を送る人びとが、ふだん表現できない苦しみや悲しみといった、こころの奥深くにある感情と、喜びの感情とを表現するものだったといいます。

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マドリッド市中心にある教会

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プラド美術館

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レアルマドリッド ホームグランド

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スペイン広場

つづく。。。。

笠井 美和

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投稿者 suzuki : 09:56 | コメント (0) | トラックバック (0)

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